2017/09/07

広がり

 たまに古い雑誌を何気なく見返すことがしばしば。
部屋の掃除をしてると、よくそうなるんですが、そうなると掃除が一向に進まず…
結果、読書の時間と変化してゆきます。

何気に直したい癖です。
集中力がないだけでしょうか?

数年前のPOPEYE。
「 The Complete Walker`14 」
特集が組まれています。 

コリン・フレッチャー氏の著書が元ネタ。日本では芦沢一洋氏が和訳して遊歩大全として広まりました。


山歩きを初めて15年ほど経ちました。始めた頃は若い方たちは全然少なかった気がします。
同年代の友達も「趣味は山登り。」は結局出会いませんでした。
しかし今ではガラッと雰囲気も変わり、数年前には山ガールという言葉まで誕生し、今では定着している?ような気はしてます(あまり断定するのが好きではありません。)。


性格的に何か始めるときは形から入るタイプなのです。
自分は富士登山がきっかけで山歩きを始めた訳ですが、今では大量の山道具が部屋の大部分を占めるようになりました。
正直、収納場所がもう少し欲しくなっています。

仕事以外に趣味などを始めた場合、必ずしも先輩的な人が現れるわけではないので。
自分の場合では形から入ると興味が湧いてきて、色々調べものをする訳ですが…
例えばこういった雑誌なんかがきっかけで、ハイキングなどの自然へ興味を持ってくれる人たちがもっと増えていけば嬉しいかぎりです。


例を挙げてみます。
山と渓谷の雑誌アンケートだったと記憶しているのですが、お隣の韓国では全人口に対して5割近い割合の方が、半年以内に山歩き(程度は様々だと思いますが。)を楽しんでいるようです。
日本では一年以内に3割ほどの割合が、同様のアンケート結果だったみたいです。
感覚的には山歩きを楽しまれる方の年齢層が幅広く変化したのですが、まだまだ広がりは少ないと思いました。

もっともっと日本にハイキングカルチャーが根付き、広がってくれる事を願っています。
山をもっと身近な存在として感じてもらえれば嬉しいです。
OUT TRY SPACEとしても、カルチャーを発信できる側へ回れるように頑張らないといけませんね。


#日常
-OUT TRY SPACE-
“Mountain&Life.Rucksack factory”